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【転職の面接】で必ず押さえておきたい11の「質問対策」と「自己紹介」

転職の面接対策は、準備がとても大切です。
とはいえ、

・どんな質問の回答を準備すればいいの?
・自己紹介や志望動機をどうやって考えればいいの?
・面接のコツってあるの?

など、どうやって面接の対策をしたらよいか悩むでしょう。

そこでこの記事では、転職の面接で必ず押さえておきたい「質問対策」と「自己紹介」のコツ、方法、考え方をご紹介します。

転職面接 2つのマインドセット

1.「自分」という“商品”を「会社」に買ってもらおう

転職面接というと、自分が「優秀な人材」であることを、いかにうまくアピールできるか?いかにうまく話すことができるか?
ということを考えがちですが、これは間違いです。

たとえば、プライベートな友達で、人の話を聞かずに、自分の話ばかりする人は嫌ですよね?
転職面接も同じです。

確かに、応募企業の面接官は、あなたに質問をして、あなたが話をします。
しかし、一方的に話すだけでは、印象は良くないし、ビジネスマンとして、会社員として必須の、コミュニケーション能力を疑われます。
そうならないように、まずは面接官としっかり会話することを心がけましょう。

自分のアピールだけに一生懸命になるのではなく、面接官の話をしっかり聞きながら、あなたが応募企業にどうやって貢献できるか?を伝えましょう。

そして、自分の実力以上のアピールはやめましょう。
たとえば、前職で営業成績がトップでした、などの嘘はやめましょう。
それは商品の誇大広告と同じです。
たとえば、「この洗剤はどんな汚れも落とせます」と謡っている商品があって、実際に買って使ってみて、落とせない汚れがあったら…
その商品は誇大広告です。買った人はクレームを言いますよね。
返品して「金返せ」という人も出てくるでしょう。

それと同じで、自分を誇大広告で企業から買ってもらって、実際は違っていたら、文句をいわれます。
返品(クビに)されるかもしれません。

あなたの真実のみを広告して、あなたという商品を会社に買ってもらいましょう。

2.会社選びは恋人選び

相性が良くないと恋人同士になれないように、会社も、あなたと相性が良くないと、一緒になれません。

そもそも、転職の面接では、「会社」という組織体ではなく、面接官という「人間」と面接をします。
人間対人間ですから、相性があるのは当然です。

ですので、相性が合わないかもしれない人を、無理やり好きになろうとするのはやめましょう。
相性が合わない会社に入社できても、後で苦労するのはあなたです。
面接で「合わない」「嫌だ」と思ったら、あなたから辞退することもありです。
上から目線になれ、というわけではなく、自分をその応募先企業に無理やり合わせようとする必要はないということです。

そして、その応募先企業に受からなかったとしても、それは「あなたの能力不足とは限らない」ということです。
要は、会う人すべてを恋人にできる人は決していないのと同じです。
「受からない会社があって当然。気楽にいこうよ」ということです。

転職面接でよくある11の質問対策

それでは、転職の面接で、よくある質問とその回答例、考え方をご紹介します。

1.「自己紹介をお願いします」

短すぎず、長すぎず、1分くらいでまとめるのが無難かと思います。

自己紹介テンプレート
1)名前
「私は○○と申します。」

2)職歴と経験(前職or現職と職務経歴、スキル)
「前職(現職)は【○○業界】の会社で、【勤務年数】○年間、【職種】○○の仕事に従事しておりました。」

3)自己PR
「これまでの○○【職種経験、スキル、資格等、自分の強み】の経験orスキルを活かして、○○【職種】の仕事で、御社に貢献したいと考えております。
よろしくお願いいたします。

自己PRのポイントは、自分の経験と応募企業が求めるであろう能力を結び付けることです。

これまでの職歴でアピールできる実績や資格があれば、自己紹介で伝えてもOKですが、長くなりすぎないように注意しましょう。
そこは面接が進む過程で、おいおい話していく機会があるはずです。
前職を含めた職務経歴も、後でいろいろ聞かれるはずです。
冒頭の自己紹介では、簡単にサラッと話すだけでOKです。

2.「あなたの長所と短所を教えてください」

一応、これも押さえておきましょう。
ここでの長所・短所は、職能、スキルではなく、性格、資質、特性のことです。
当然ですが、仕事に結びつくことを答えましょう。

長所について

・真面目
・几帳面
・周りの人に対して気を使う
などでしょうか。
…ありきたりですよね。
いいんです。

「奇をてらった回答」はいりません。
転職の面接で個性をアピールする必要はありません。
個性で、面接に受かるわけではないからです。

これは、長所に限らず、転職面接の全ての発言に言えることですが、会社があなたに求めているのは、決して個性ではありません。
あなたが、会社に貢献してくれる人間か?そうでない人間か?それだけです。
「おもしろい」と思われたとしても、「会社に貢献してくれなさそう」と思われたらそれまでです。

転職面接の回答は、ベタでいいんです。
ウケを狙おう、気の利いたことを言おうと思わず、アナ雪のように「ありのまま」のあなたをさらけ出してください。

長所の具体的な回答例をご紹介します。

長所の回答例
「長所は、周りの人に対して気を使う」ことだと思います。
たとえば、社内でトラブルが発生したときは、自分と関係ない部署でも、自分が多少忙しいときでも、なるべくフォローに回ろうと心がけています。
サッカーに例えるなら、自分がフォワードだとしたら、そのポジションの役目はしっかり果たしつつ、チームがピンチのときは、ディフェンスにも回ります。
会社は1つのチームですので、チームプレイができるよう努めています。」

「長所は周りの人に対して気を使うことです」
と単に長所を言うだけだと、「本当に?」と思われ、真実味がありませんし、「たとえばどういったことで?」と突っ込まれる可能性大です。
長所に、具体例や実際に合ったエピソードを加えると、その長所の真実味が増します。

ただし、エピソードの作り話はやめましょう。
面接官にさらに質問を突っ込まれたら困ります。
事実さえ変えなければ、多少話を盛るのはアリだと思います。
芸人さんのエピソードトークも、多分、話を盛ってますよね。
とはいえ、さっきも書いたように、ウケを狙おうとせず、ありのままを話すのが無難でしょう。

短所について

短所は、正直に伝える必要はありません。
長所に転換できそうな短所を選びましょう。

たとえば、「時間にルーズ」という短所。
これは社会人として致命的ですし、どう頑張って考えても、長所に転換できません。
(そもそも「時間にルーズ」なんて短所は社会人としてダメなので、改善しましょう笑)

常識的に考えて、社会人としてNGな短所はやめましょう。
そして面接前に改善しましょう!
たとえば「時間にルーズ」という短所は、自分が「今改善した!」と決めたら、自分の中で改善したということで、改善したことになるのです!
強引ですがw 実際に行動して、嘘にしないようにすれば、それは事実になりますから。

短所で応募先企業が見ていることは、
「自分を客観視できているか?」
そして
「それを改善しようと努力しているか?」
という点です。

自覚している短所を、努力して改善しようとしていることをアピールしましょう。

短所の回答例
自己主張ができないときがあります。
社内で意見がぶつかったとき、自分が引いてしまうときがあります。
これは、私が「気が弱い」という部分もありますが、会社をチームと考え、人間関係を重視しているため、「組織の和を乱さないようにする」という想いがあります。
しかし、いつも「自分が引く」だけでは、ダメだと考えています。
時には、自分の主張を押すべきときもあると考えています。
「自分が引く」ということは、自信のなさの裏返しとも言えるので、もっとスキル、能力を高めて、実績をつくり、自信を高めて、改善していきたいと考えています。

3.「これまでの職歴について教えてください」

以下のいずれかにファーカスして話しましょう。

・一番、最近の会社(前職。もしくは現職)
・一番、勤務歴の長い会社=経験の長い仕事
・応募先企業の業種・職種に近い経験のある会社、仕事

仮に3種類を均等に話しても、聞き手=面接官は、話の焦点が分かりにくく、理解しづらいので、どれか1つに重点を置きましょう。
職歴、経験が、応募先企業の仕事にどう活かせるかというところまでつなげて話しましょう。

職歴紹介テンプレートと回答例
1.【○○業界】の会社で、【勤務年数】○年間、【職種】○○の仕事を行ってきました。

2.【具体的な仕事内容】+【仕事で工夫したこと】

例)営業の場合
既存顧客の対応と併せて、主に新規獲得の営業を行っておりました。
HPからの問い合わせ対応、DMやテレアポなどからの営業を行っておりました。
営業では、自社製品に関してわかりやすく、メリットを感じてもらうことができる説明を行うのはもちろんですが、私は自分が話すよりも、お客様からのヒアリングを重視し、お客様が本当に「このサービスを必要とする」という商品、お困りごとを解決できるような対話をする営業を心がけていました。
そして既存客となられたお客様には、アフターフォローを徹底いたしました。
特に問題がなくとも月1回は、挨拶がてら、何かお困りごとはないか、お時間を取らせないようメールや電話で連絡しておりました。

3.【アピールできる実績】

例)上の続き
その介あってか、5人に1人の割合で紹介をいただいておりました。
これは社内でトップの率でした。
毎月の営業目標達成率も100%を下回ったことがありませんでした。

3の【アピールできる実績】まで言えればベストですが、なければ、2の【仕事で工夫したこと】まで言えれば十分です。

実績は、面接官によっては、「自慢する人」と見て、好まない人もいるし、「本当に?」と疑う人もいます。
大事なのは、【仕事で工夫したこと】です。
経験と実績が豊富な面接官は、これを聞いて「仕事ができる人」か「できない人」か、大体分かります。

もし、仕事で工夫したことがないのであれば…
後付けでもいいので、過去の仕事を具体的に思い出して、詳しく文章に起こしてみましょう。
すると、何かしら思いつくはずです。
人は意外と、無意識で仕事を工夫をしていたりするものです。
例文の「自分が話すよりも、お客様からのヒアリングを重視」も後付けで言えることです。

4.「退職・転職の理由を教えてください」

退職の理由は、以下は絶対NGです。

・給料の不満
・人間関係~「上司と合わない」「やりたい仕事をやらせてくれなかった」など
・仕事自体の否定~「やりたい仕事ではなかった」など

この3つは、転職したい人から見れば、退職・転職の王道の理由です。
が、実際に退職・転職の理由がこれらであっても、面接で正直に言うのはやめましょう

はっきり言って転職面接は、本音をいかに隠しながら、建前をうまく言えるかです。
こう言い切ってはダメだと思いますが、実際の仕事だって、言わない方がいい本音は隠しながら、建前で話すことはありますよね?

ここでは、「将来の夢・目標」を実現するためのキャリアアップなど、前向きな理由にしましょう。

退職・転職理由の回答例
営業は売ることが目的ですが、私は、お客様のお悩みを解決することが営業の目的と考えています。
お客様とパートナーになることが営業の仕事だと考えております。
ですので、お客様の要望をお聞きして、私が提案する商品が、お客様に必要ないと思えば、勧める必要はなく、お客様のお悩みを解決できると思えば、提案したいと考えております。

また、お客様のお悩みを解決するために、自社商品以外でできるアドバイスも補足したいですし、悩みのニーズは多いが、それを解決する自社商品がなければ、新たな商品企画を会社に提案したいと考えています。
ですので、商品企画も行える、提案型の営業をやりたいと思い、転職を決意しました。
<↓※このまま、応募先企業の志望動機につなげます。>

御社の、提案型の営業、企画営業の考え方と方法は、まさに私がやりたいことを合致していましたので、御社を志望いたしました。

このように、退職理由、転職理由が、応募先企業の志望動機にスムーズにつながるとキレイにまとまります。

5.「志望動機を教えてください。」

「当社に応募した理由は何ですか?」
「他社ではなく当社を選んだ理由はなんですか?」
など、応募先企業の志望動機は必ずといっていいほど聞かれるので、必ず押さえてください。

応募先企業からみれば、その会社を選んで応募した「理由がない」人に、「会社に来てほしい」と思うわけがありませんよね。
この志望動機に納得性がある人ほど、応募先企業はその人を欲しいと思うのは当然ですので、ここは気合をいれて頑張って考えてみましょう。

次の流れで言えればストーリーができて自然で、説得力が出るでしょう。

志望動機のつくり方 4ステップ

●ステップ1:自分が「やりたいこと」「実現したいこと」は何か。
      (前職含めたこれまでの経験も踏まえる)

●ステップ2:その自分の「やりたいこと」が御社なら叶えられそうという理由

●ステップ3:他社と御社との違い。ここが御社の魅力です。
      (企業理念やサービス/商品のコンセプトを参考にする)

●ステップ4:御社でやりたいこと。実現したいこと。将来像

ここで大切なことは、応募企業のホームページなどの情報をしっかり熟読することです。
さらにその応募企業の競合となる会社もある程度調べて、その違いを見付けましょう。
その違いが、応募先企業の志望理由になります。

たくさんの会社を受ける場合、1社ごとに志望動機を考えるのは面倒かもしれませんが、履歴書や職務経歴書に書く名前・学歴・職歴・自己紹介文は、すべての企業に同じものが使えます。
1社ごとに考えなきゃいけないのは、この志望動機だけです。
ですので、面倒がらずに、頑張りましょう。
これが最重要ポイントといっても過言ではないので、絶対に手を抜かないようにしましょう。

志望動機テンプレート
御社の○○(企業理念やサービス内容のコンセプトなど)に大変共鳴し、応募いたしました。
御社なら、私がやりたい○○を実現できる環境ではないかと思いました。
御社に入社することができましたら、○○で貢献したいと思います。

もう一つ大切なポイントは、自分だけの欲求ではなく、「あなたがどれだけ応募先企業の利益に貢献できるか」という期待感を持たせることです。
自分の一方的な欲求を言うだけでは、「自分のことしか考えていない」とみられてしまいかねません。
たとえば、「御社で学ばせていただきたいです」だけでは、「会社は学校じゃない」と思われてしまいます。
必ず応募企業に「貢献できそうなこと」を追加しましょう。

自分という商品が、「どれだけ買い手(企業)のニーズを満たせるか、困っていることを解決してあげられるか」をアピールしましょう。
転職活動は、自分という「商品」を企業に買ってもらうための販売活動です。

6.職歴の空白期間が長い場合の理由の説明

職務経歴書の空白期間…すなわち職についていない期間が長いと、
「この空白期間は何をしていましたか?」
と突っ込まれる可能性もあります。

どれくらいの期間で長いと感じられるのか、面接官の感覚なので一概に言えませんが、3ヵ月くらいなら大丈夫、4ヵ月以上だと「長い」と感じられるかしれません。
半年もすれば「長い」と感じられるような気がします。
(あくまで僕が面接官だったら思う主観です。)

いずれにせよ、その空白期間は何をしていたかの回答も準備しておきましょう。
事例をいくつかご紹介します。

・転職活動に集中するため

「前職の会社で働きながらの転職活動が難しかったので、前職を退職してから、転職活動を始めました。」という回答です。
これが一番無難な回答だと思います。

実際、転職活動での企業面接は、平日行われることがほとんどです。
勤務中の平日に会社を抜け出して面接に行くのが難しかったり、毎日夜遅くまで仕事をしなければいけない職場だと、本当に企業面接に行くのが難しい人も多いでしょう。
有休もなかなか取りにくい人も多いでしょう。

「前職が忙しく、夜も遅く、面接の時間を作るのが難しかったので、退職してから転職活動を始めました。
そして転職活動を始め、採用までに時間がかかった(かかっている)ためです。」
など、理由をしっかり伝えましょう。

・キャリア磨きや資格取得のための勉強

実際にあなたがこれを実行していれば、そのまま伝えましょう。
嘘はやめましょう。
嘘の情報を作るのは厳しいし、仮に入社できたとしても、後で困るのは自分です。
「資格」であれば、入社後、その資格に適した仕事を振られたら、できないですよね。
何かしらの「勉強」と答えても、その勉強に関する知識に関して質問されたら、答えられなくなる可能性も大です。
本当に勉強をしていた場合のみ、使いましょう。

・出産・育児

女性の方はその経歴があればそのまま伝えましょう。
男性の場合も、最近の時代の流れがあるため「育児に専念していた」は使えるかもしれません。

「妻に早く仕事復帰してもらい、その間自分が主夫をしていました。」
「子どもとたくさん接することができるのは、長い人生のなかでそうあるわけではないと思い、その間は育児に専念しました。」

などの回答もよいかもしれません。

・病気

うつ病や過労などで退職し、仕事復帰に時間がかかった、という回答です。
これはもしかしたら会社によってはネガティブに取られるかもしれません。
「またウチでうつになられたらどうしよう…」と思われるかもしれないからです。
かといって、無理をして、また再発させるわけにはいかないので、正直に伝えましょう。
再度うつ病などになってしまっては、元も子もありません。
病気からの再起を応援してくれる会社を選びましょう。

・家族都合

家族の介護など、家族の都合がある場合もそのまま伝えましょう。
上の病気と同じく、無理をせず、理解を示してくれる会社を選びましょう。

7.「将来の夢・目標についてあれば教えてください」

あなたの夢・目標があれば、それを伝えましょう。

ただし注意したいのが、その夢が現実的であればよいのですが、現実からかけ離れた大きすぎる夢は避けた方が無難です。

言い方がよくないかもしれませんが、会ったばかりの面接官は、まだ、あなたにさほど興味はありません。
正直にあなたが夢を伝えても、その夢が壮大すぎると、「そうですか」「頑張ってくださいね」という感じで、引かれてしまう可能性があります。
もちろんあなたの夢が素晴らしくて、面接官をうならせる可能性がなくもないですが、その可能性はどれくらいでしょうか?予想つかないですよね?

転職面接の目的は、面接官をうならせることではありません。
応募企業に受かることです。
だったらその可能性がより高くなること…
「応募企業でキャリアを積んだ先に実現できる夢・目標」にした方が無難です。

もし、あなたに夢や目標がない場合も、「応募企業でキャリアを積んだ先に実現できる夢・目標」というお題で、目標を作ることができます。

ではどんな夢や目標を語ればいいのか?
これはそんなに難しく考える必要はありません。

たとえば、

・営業成績ナンバー1になりたいです
・部長になりたいです。
・年収○万円を目指したいです。
・○○(応募先企業の商品・サービスに関連するもの)を広めて世の中に貢献したいです。

などです。

ベタですよね?

…はい、ベタでいいんです。

出世やお金を語ることは、今自分の目の前にある現実を見ているということだし、会社で働くことへのモチベーションが高いということになります。
とくに出世欲がある人は受けがよいでしょう。

受けを狙った、奇をてらった夢・目標を語る必要はありません。
むしろそういう場合は受けを狙っているのが見透かされる可能性大ですし、サムくみえてしまうのでやめることをおすすめします。

会社が欲しい人は、面白い人、大物になりそうな人ではなく、モチベーションの高い、仕事がデキそうな人です。

4つ紹介したベタ回答のうち、2つだけ補足説明します。

・「年収○万円を目指したいです。」

大きな夢・目標を持つのはよいことですし、語ることを否定はしませんが、大きすぎて現実とかけ離れている、具体性に欠ける内容を言うのはやめましょう。

たとえば、年収1億円。2000万円でもいいです。
ではその1億円を稼ぐために独立起業して、会社として売上をいくら残して自分の給料をいくらにするのか?
もしくは、会社員として2000万円の年収をもらうためには、会社の売上がどれくらいで、どれくらいの貢献をすればもらえるのか?
という具体性、ビジョンまで考えられて、初めて現実性が出てきます。

2000万円とか1億とか大きな額を言う人は、サラリーマンの目標の指標となる1000万円でないところが、「できる人」「ちょっと一味違う人」に見られると思っているかもしれませんが、それは間違いです。

実際、僕が面接官をしたときの例ですが、新卒の学生は「1億」と答えて、僕は「フーン…」となってしまいました。
中途の採用面接では、「2000万円」と答えた人がいて、僕の横にいた面接官から、そのプランを突っ込まれて、答えられずにしどろもどろになっていました。
大きな額を答えるのであれば、その額を達成するプランまで答えられるようにしましょう。

…って、今は分からないですよね?
ですので、突っ込まれにくい目標額は、1000万円が妥当でしょう。
はい、これもベタな回答です。

そもそもお金は、後からついてくるものだし、お金だけにフォーカスすると、頭が良い人には見えません。
少なくとも「何をやるか」「何をやりたいか」という行動を決めましょう。

お金を目標にすることは良いですし、実際にお金をモチベーションにして成功する人はたくさんいます。
ですが、お金だけにフォーカスするのではなく、「行動」もフォーカスしましょう。
むしろ「行動」の方が大切です。

世の中の起業家、経営者、ビジネスマンは、「自分のやりたいこと」「世の中に貢献したいこと」というやりたい「行動」があって、それで成功して、その結果お金持ちになれたという方がほとんどです。

お金が第1の目的ではなく、行動が第1の目的です。
(お金が第1の目的で成功できた人もいると思いますが、そのような人は長続きしません。と僕は思っています。)

・「○○(応募先企業の商品・サービスに関連するもの)を広めて世の中に貢献したいです。」

これは、応募先企業の商品・サービスを名指しで固定させてしまうと、ちょっとわざとらしくなるので、あくまで関連する内容にとどめましょう。
たとえばわかりやすく言うと、製薬会社なら、「いい薬をたくさん世の中に出して、社会に貢献したい」みたいな感じです。

「独立起業を目指しています」はNG?

これは、会社の経営者、面接官の好みにより分かれます。
ベンチャー系など、独立起業した社長さんなら、独立する人を好む方もいます。
実際、僕が務めていた会社の社長さんは自身も起業家で起業家を応援する人でした。
が、独立願望があると「辞められる」と思い、よく思わない人もいます。

「独立は言った方がいいのか?よくないのか?」

これは一概に言えませんが、終身雇用が崩れ、転職が当たり前、独立起業を目指すことも当たり前になった今、独立願望がある人の方が、意識もモチベーションも高い人と見られるので、あまりマイナスになることはないという傾向があります。

だから「将来、独立起業を目指したい」はOKだと思います。
そして「独立」願望をネガティブに見る会社は、こちらから避けてもよいと僕は思います。

ただし、「ある程度の期間…3年以上は、御社でキャリアを積みながら…」など、すぐに辞めるつもりはないということ、
「数年は御社でがんばらせていただくつもりです」とフォローを入れましょう。

8.「希望年収(月収)はいくらですか?」

「給料はいくら欲しいですか?」と聞かれることもあります。
ここで聞かれていることは、入社直後の給与なので、求人票に掲載している会社の提示額の範囲、最低額を伝えるのが無難でしょう。
(将来的にいくら欲しいですか?は上の「将来の夢・目標について」で紹介済)

条件を見てあなたは応募したのですから、その求人票に掲載してある給与額から離れた額を言うのは、「求人票ちゃんと見たの?」と思われそうです。

かといって控えめをアピールする意思で
「御社の規定に従います」
「いただける分だけで十分です」
みたいな回答は避けることをおすすめします。

なぜなら、給料を聞くということは、仕事に対するモチベーションを見ている、そして会社が応募者にその希望額を出せるかどうかを確認するため、という理由もあります。

たとえば、応募企業の面接官が、応募者に「この人は、ぜひウチに来てほしい」と思うとします。
そこで、多少お金を出してもいいから、ということで希望年収を聞くとします。
面接官は「月収50万円までなら出せる」と考えているとします。
そこで応募者に「いくら欲しいですか?」と聞きます。
応募者が「40万円です」と答えたら、面接官は想定の50万円以内なので「雇える」と思えます。
応募者が「60万円です」と答えたら「雇うのが難しい」と考えます。
そこで面接官は、その応募者を「どうしても欲しい」と思えば、もっと頑張って、「60万円出そう」となるかもしれません。
50万円で納得してもらおうと交渉してくるかもしれません。
50万円以上は出せないのであきらめるかもしれません。

希望給与を聞くということは、プロ野球選手と同じで、双方が合意したカタチで雇用契約を結べるか?という交渉ともいえます。
また、仕事に対するモチベーションも見ているといえます。
ですので、希望年収or月収を聞かれた場合は、できるだけ具体的な金額を答えましょう。

9.「他に応募している企業はありますか?」

これはあるのならば、正直に「あります」と答えましょう。
あるといったところでマイナスになることは、まずありません。
ないのならば、その理由を言いましょう。
たとえば、以下のような回答です。

「本当に行きたい企業しか選んでいないので、今は御社しか応募していません」

「○○(職種や仕事内容)を実現できる企業のみ応募しており、慎重に選んでいますので、今は御社しか応募していません」

10.「質問があればどうぞ」

これは必ず質問をしましょう。
求人票を見て、応募して、実際にその企業の人と会って、話を聞いて、何も質問が思いつかないということは、その応募企業に対してあまり興味がないということになり、あなたの応募のモチベーションを疑われます。

さらに、質問が思いつかないということは、仕事力も疑われます。
仕事は、社外の取引先や、社内の社員とコミュニケーションを取って、商品・サービスを売ったり、問題を解決します。
その際に質問ができないと、商品・サービスを売ったり、問題を解決することは難しくなるでしょう。
「質問力」に関する本もたくさん出ているように、質問力は、ビジネスマンとして必須のスキルです。
しっかりと応募先企業のHPを熟読して、質問を用意しましょう。

応募企業への質問例
「御社の○○の商品・サービスに興味があるのですが、それに携わることは可能ですか?」
「給与アップ、昇進の評価基準を教えてください」
「入社までに勉強した方がよいことがあれば教えてください。」
「取得した方がよい資格はありますか?」

11.休みや給与など労働条件に関する質問は大丈夫?

「残業はどれくらいありますか?」
「有給休暇の消化率はどれくらいですか?」
「休日出勤はありますか?」
など労働条件は気になるところです。
質問するならば、1~2個くらいに留めておくことが無難です。

この手の質問をし過ぎると、「休みがほしい」「あまり働きたくない」等、応募企業側にネガティブなイメージを持たれてしまいます。

労働条件については求人票に書いてあることですし、「わざわざ聞くなよ」と、面接官によっては思うかもしれません。

とはいえブラックな会社への就職は避けたいですよね。
ですから1~2個くらいに留めて質問しましょう。

まあ、本当のブラック会社なら、面接の場で正直に答えてくれない可能性大です。
「どうしてもブラック会社を避けたい!」というなら転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職面接の前日と当日にやるべき4つのこと

1.服装の準備

キレイで清潔なスーツ、シャツ、靴を前日に用意しましょう。
シャツは白が無難です。とにかく清潔感が第一。
ここにも個性はいりません。

シャツはできればアイロンをかけ、靴も磨きましょう。
こういった細かいところが、清潔感をつくり、全体の印象を良くします。
当たり前のことですが、清潔感は大切です。

どんなに履歴書や職務経歴書が立派でも、面接の受け答えが良くても、見た目のだらしなさや不潔感やあれば印象が悪くなり、「いいんだけど、なんか嫌だなあ…」「採用したくないなあ…」と思われかねません。
どちらを採用するか迷っているときは、だらしない人、清潔感がない人を落とすでしょう。
ですので、清潔感のある服装をしましょう。

また、当日に慌てて用意すると服装が乱れがちになりますし、気持ちも焦って、面接にも影響します。
前日にしっかり用意しましょう。

2.応募企業のHPの見直し確認

前日に1回、できれば当日、応募先企業に向かう電車の中などで、もう1回見直すことをおすすめします。
志望動機の理由や質問したいことなど、ポイントをおさらいしましょう。

応募企業の情報を暗記までする必要はありませんが、全体的に、なんとなくでもいいので把握しておくと、予想外の質問にも受け答えしやすくなります。
見直し確認を行うことで、志望動機や質問したいことなどを新たに思いつくこともあります。
思いついたら追加しましょう。

3.転職面接の質疑応答のおさらい

この記事で書いてきた質問の回答を紙に書いて、確認しましょう。
そしてできれば声に出しながら、面接の事前シミュレーションを行いましょう。
もちろん、用意したシナリオ通りに面接が進むことはありません。
ですが、この記事で紹介した項目は、必ずいくつかは聞かれるはずです。
そしてそのような準備を「して行く」のと「しないで行く」のとでは、大違いです。
面接は、しっかりとした準備を行うことで、ベースがしっかり整い、その場での予想外の質問にも、アドリブ力も発揮できるようになります。

4.応募企業の所在地とアクセスの確認

応募企業の場所をHPで確認しましょう。
最寄り駅を確認して、電車に乗る時間と最寄駅から応募企業までのルートを確認しましょう。

時間に余裕があるのであれば、1時間以上前に最寄り駅に着いて、応募企業の場所を一度確認した後、近くのカフェ等でお茶をすることをおすすめします。
そうすることで、いったん心を落ち着けることができるし、企業HPと面接の質疑応答の再チェックができます。

まとめ

ここで紹介した、面接の質疑応答から服装、応募企業の場所の確認まで、しっかり準備すろとしないとでは、面接の結果に天と地ほどの差が出るでしょう。

面接は、1つの受け答えだけで落ちたり、受かったりはしません。
結局、全体的な印象で決まります。
ですので、硬くなりすぎず、自然体で臨みましょう。

面接は慣れの要素も強いので、ここで書いてあることをしっかり実践していけば、回数を重ねれば、きっとあなたにあった会社が見つかり、採用されるはずです。
頑張ってください!

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『仕事が嫌なら人生は地獄だ。
仕事が‘できる人’になれば、人生は楽園だ』

仕事が嫌になる理由は2つあります。
1つは仕事そのもの。もう1つは人間関係。

この2つを一気に解決する方法は、「仕事ができるようになる」ことです。

仕事ができるようになれば、仕事が楽しくなり、人間関係も解決しやすくなります。
仕事に夢中になれれば、些細なことで悩まなくなります。

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